インヴィテイション
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序章 憎む理由
誓約
サイン
邂逅
武器
自己紹介
難題
難題2
不協和音
双剣
選択
理由
前代未聞
浦沢
夢2
制御
制御2
弱点
戦う理由
天敵の巣窟
戦う理由2
難題3
父の死
赤点
退学?
落第通告?
活路
活路2
悪足掻き
NEWS
 「ええと、それじゃあ自己紹介をお願いします」  普通、自己紹介をしてから武器を決めるのではないだろうか? 彼女が若いせいか、勇樹は一枝の教官としての能力をどうしても疑ってしまう。 「原朱実、十六歳です。趣味はお菓子作り。こいつとは中学の時、同じクラスメイトでした」  そう言って誠二を見やる朱実。  そんな朱実と資料を見比べる一枝。 「……栗山誠二、十五」  ムスッとした顔付きで呟き、誠二はそれきり黙り込む。  それを見て朱実が何か注意しているが、一枝は難しそうな顔で黙り込んでいる。 「し、白名……香、です……二十三歳、です……か、空手を、少ししていました……」  ……今にも消えそうな声……  そんな彼女と資料を交互に見つめる一枝の顔に困惑が広がる。 「八神勇樹、十八歳。よろしくお願いします」  勇樹は頭をさげ、そつなく紹介をした。もし、彼が顔をあげていれば、彼女の動きが固まった事に気付いたかもしれない。 「え、ええ、神一枝、年は二十歳。『インヴィテイション』に就いて五年になります。教官は今年が始めてです。よろしくお願いします」  挨拶を終えると、彼女は勢い良く頭をさげた。 「えーと、それでは皆さんには、これから一年間、一緒の部屋で生活して貰います」