インヴィテイション
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序章 憎む理由
誓約
サイン
邂逅
武器
自己紹介
難題
難題2
不協和音
双剣
選択
理由
前代未聞
浦沢
夢2
制御
制御2
弱点
戦う理由
天敵の巣窟
戦う理由2
難題3
父の死
赤点
退学?
落第通告?
活路
活路2
悪足掻き
NEWS
 誠二は室内で朱実に説教をされている。『どうしてあんな危ない事したのよ!』『僕がやったんじゃない!』という両者の主張が壁を越えてビリビリと伝わってくる。  そこから逃げるように勇樹は屋上に上がった……が、先客がいた。  ベンチに腰掛けた香だ。よく晴れた夜空ではなく、自分の手を凝視して。  歩み寄る勇樹に気付いたのか、香はこちらに顔を向けたが、すぐに顔を伏せた。 「……す、すいません」  何を突然言い出すのであろうか?  勇樹が訝しげに眼を細めると、 「あ、そ、その……今日の、栗山さんを援護するかどうかの……」  香は下を向き、ボソボソと続けるがそこから先は聞こえない。 「……どっちが間違い、正解、って訳じゃあないでしょう」  その一言で香はほっと胸を撫で下ろす。 (……自分に言い聞かせているんじゃないのか、その言葉は?)  ……自分は悪くない、と……あれがベストの判断だった、と…… 「八神さんはどうして『インヴィテイション』になったんですか?」  悶々と考えていた所に質問されたため、勇樹は即答出来なかった。その僅かな間を埋めるように、香が口を開く。 「私の両親は……十二歳の時に、死にました」 「え?」  話に脈絡がなく、しかも淡々と言われたので、勇樹はその意味をつかめなかった。 「眼の前で、共鳴体に殺されたんです」 「……そうですか」  インヴィテイションになった理由。 共鳴体に対する復讐、か。