インヴィテイション
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序章 憎む理由
誓約
サイン
邂逅
武器
自己紹介
難題
難題2
不協和音
双剣
選択
理由
前代未聞
浦沢
夢2
制御
制御2
弱点
戦う理由
天敵の巣窟
戦う理由2
難題3
父の死
赤点
退学?
落第通告?
活路
活路2
悪足掻き
NEWS
 一定の周波数を発する電磁波によって作られた共鳴体。ここでは、コンピュータがその指令を送り、擬似的な仮想共鳴体を作り出す。  そのシュミレーションルームで、 「……あいつ……本当に新人なのか?」  ヘッドギアに装備されている『スキャンニング・アイ』を通して、辛うじて視認出来る、共鳴体。そして、誠二の姿。 神経加速をした誠二の速度は驚異的で、やすやすと標的の懐に入り込み、あるいは背後に回りこみ、双剣『クエス・アンド・アンサー』を振るっている。  共鳴体を組成する電磁波に、剣から放たれる『中和線』を叩き付ける事で生じる破砕音が響く中、誠二は剣を納めた。  設定されているレベルは七……新人が最初に行う仮想共鳴体のレベルは、どんなに高くても、三か四と聞いている。 〔レベル七、クリアです〕  機械的な声が室内に響くと、誠二は勇樹に眼を向けた。  それに気付いた勇樹は、 「栗山! 勝手な行動を取るなって一枝さんが言ってたろ!」  言い募るが、誠二はヘッドギアの機能―『スキャンニング・アイ』―をオフにし、ちらりと眼を向けただけだ。 「おい! 聞いてんのか!」 「うるさい。剣に異常がないかどうか調べてるんだ。黙ってろ」  その物言いに、勇樹はカチンと来たのか、 「なんだよその言い方は! お前なあ、自己中過ぎるぞ!」 「無能な連中と群れる趣味は無い」 「……テメェ!」  ストレスと睡眠不足の疲れを吐き出すように叫ぶ。  それで気付かなかったのだろう。シュミレーションルームの共鳴体レベル操作パネルが、どこかおかしい事に。  それに気付いた香が、ピポパポ、とボタンを押し、手動で元に戻そうとするが……途中でパネルが停止してしまった。