インヴィテイション
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序章 憎む理由
誓約
サイン
邂逅
武器
自己紹介
難題
難題2
不協和音
双剣
選択
理由
前代未聞
浦沢
夢2
制御
制御2
弱点
戦う理由
天敵の巣窟
戦う理由2
難題3
父の死
赤点
退学?
落第通告?
活路
活路2
悪足掻き
NEWS
 「ほら勇樹。お父さんにいってらっしゃい、って」  母―八神優子―の声に導かれ、勇樹と呼ばれた少年はトコトコと玄関まで走ってくる。その足取りは見ている方がハラハラする。 「お父さん! 今日も悪い人をやっつけてくるの?」 「ああ。お父さんは、今日も悪い人を懲らしめて、人助けをしてくるんだ!」  その答えに満足したのか、満面の笑みを顔に浮かべ、『いってらっしゃい!』、と元気一杯に手を振る勇樹。  それに父は親指をグッと立てて答える。  勇樹にとって、父親は誇りだ、ヒーローだ。  詳しい事はわからないが、悪者を懲らしめている正義の味方、と勇樹は解釈していた。  玄関の扉が閉じられる。 「ねえねえお母さん、お父さん、今日はいつ帰って来るのかな?」 「夕ご飯前には帰ってくるんじゃない?」  母はあらかじめ考えていたと思われる言葉を言うと、台所に向かい、食器の片付けを始める。  いつもと変わらない、幸せな光景。